クリスマス会に向けて練習中!

 クリスマス会に向けて各年齢の出し物の練習も完成に近づいてきました。これは3歳児が行うリズム劇の練習風景です。「どうぞのいす」を行う3歳児はリスやウサギなどそれぞれの役の振りや動きを覚えてきて、とても楽しそうに練習をしていました。CDから流れる歌や台詞に合わせて台詞を言ったり歌を歌ったり…。まだ恥ずかしそうな子どももいますが、他の年齢の子どもに見てもらえることで一段と張り切って練習をしています。今週は総練習、来週20日が本番のクリスマス会です。子どもたちが楽しく笑顔で演じられるように、励ましながら練習に取り組んでいます。

卒園児クリスマス会

12月7日(土)、保育園を卒園したさゆりっこたちのクリスマス会が行われ、卒園児38名が参加してくれました。毎週ひまわり太鼓に来ている子どももいれば、久しぶりに交流会に参加してくれた子どももいました。特に高学年は背丈も伸び、表情も大人っぽく成長した姿に驚くと同時に嬉しくなりました。第一部はキャンドルサービスです。聖歌を歌い、お祈りをしてアフガニスタンの人々のために献金をお捧げしました。第二部はクリスマス製作で、思い思いにツリーに飾り付けをしたり、サンタに顔を描いて完成!第三部はティーパーティーです。クリスマスソングが流れる中、久しぶりにあった友だちと会話も弾み、学校の話や得意なことの話など子どもたちも職員も楽しい時間になりました。

法人設立10周年記念

10月31j日、保育園では社会福祉法人平和と善設立10周年を記念して、お祝いの式とシャボン玉ショーが開催されました。(令和7年3月19日に、10年を迎えます)亀有教会のペトロ神父様や法人の理事2名をお招きして、設立10周年の式を行い、聖書朗読や職員による共同祈願、神父様による園児や職員への祝福が行われました。第二部では、子どもたちにもお祝いに何かできないか?と考え、シャボン玉ショーを依頼しました。普段子どもたちに馴染のあるシャボン玉ですが、口でふくだけではなく、始めはハサミやハンガー、牛乳パック、ペットボトル等を使用してもシャボン玉ができるか?等、子どもたちの興味がわくように実験を行いました。特に牛乳パックでは、「四角いしゃぼん玉ができる」に手を上げた子どもが多かったのですが、実際は牛乳パックでも丸いシャボン玉ができることがわかると、みんな不思議そうに見ていました。最後には園児、職員一人ずつ大きなシャボン玉の中に入って記念撮影をしました。子どもたちはそれぞれ好きなポーズでシャボン玉の中に入るととても嬉しそうで、思い出に残る楽しい時間になりました。

興味の幅が広がっています

 戸外遊びが大好きな子どもたち。園庭のあちらこちらを散策し、色々な物に興味を示しています。今まで登らなかった上り棒に挑戦したり、花壇の葉や土を掘っては、ダンゴムシ探しを楽しんでいます。みんなで地面に向かって集中して虫探しをする後ろ姿がなんとも可愛らしいです。 また、滑り台で遊んでいた二人の1歳児ですが、入園したばかりの子どもが怖がって滑れないでいる様子を見て、後ろから抱きかかえて一緒に滑っている姿が、とても微笑ましかったです。砂場では容器に砂を入れて、「ごはん!」と見せてくれたり、ビワの木の切り株の部分に葉っぱの茎をさしては、「こわい~(笑)!」と言いつつ何度も繰り返して遊ぶ1歳児。色々な遊びに夢中になって興味の幅を広げています。

プレイデー

 10月26日(土)、保育園ではプレイデー(運動会)が行われました。ここ数年はコロナや猛暑によりなかなか園庭で練習ができないこともあり、保護者の人数も制限していました。今年のプレイデーは10月月末に計画したことにより、子どもたちも園庭でたくさん練習することができ、保護者や祖父母等、約250名ほど来場いただきました。久しぶりに各年齢の親子競技や卒園生による競技が復活し、プレイデーと名付けている通り、みんなで楽しむことができました。1,2歳児はかけっこや遊戯、おすしのお面をかぶって親子競技を行い、3,4,5歳児は遊戯、競技が盛りだくさん。特に4,5歳児は親子リレーがとても楽しかったようで、プレイデー後の思い出画は親子リレーの場面を描く子どもがたくさんいました。どの年齢も子どもたちは一生懸命に競技に参加し、勝っても負けても友だちを応援したり励ましたりしながら頑張っていました。何よりも保護者の皆様の温かい拍手や応援が子どもたちの力になり、子どもも大人も職員もみんな笑顔いっぱいのプレイデーになりました。

プレイデー総練習

 今日はプレイデー(運動会)総練習でした。例年プレイデーはスポーツの日より前に行いますが、9月の練習開始頃はまだ残暑が厳しく、今年は暑さがやわらぐ10月下旬にプレイデーを計画して練習を行ってきました。各年齢ごとに遊戯や競技、親子競技の練習を行い、朝は寒がっていた子どもたちも、元気いっぱいに取り組んでいました。3歳児はリレー式で競技を行いますが、少し競争を意識している子もいて、次の子どもにタッチする時はみんな嬉しそうです。4.5歳児になると競争意識、意欲も増し、競技やリレーは「〇〇ちゃ~ん!!」と名前を呼びながら真剣な表情で走ってきます。年齢や発達によって取り組み方は様々ですが、幼児になると自分だけが頑張ったり、勝つことだけに気持ちを向けるのではなく、友だちを応援したり励ましたり、また互いに協力したり助け合うことの大切さもプレイデーを通して学んでいるように感じます。26日のプレイデー本番は久しぶりに保護者の人数制限をせず、たくさんの保護者や祖父母の方々が見に来て下さる予定なので、子どもたちも楽しみに練習に励んでいます。

季節の製作

 10月に入りやっと秋らしい気温で、過ごしやすくなりました。子どもたちは26日に開催されるプレイデー(運動会)の練習に張り切って取り組んでいます。室内では昨日季節の製作(ハロウィンのペープサート)の作り方を一通りデモンストレーションしたので、朝の身支度が終わると早速作り始める子どもたち。材料は予めセットしているので、かぼちゃ・おばけ・コウモリの3種類を切ったり糊付けして自由に製作を楽しんでいます。完成すると、ペープサートにした作品を手にして、友だち同士で会話を楽しんだり、「せんせい、だ~れだ!?」とかぼちゃで顔を隠しながら嬉しそうに見せてくれます。3歳児も一人で作れることが嬉しくて、いくつも作っては、「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ~!」と保育士を驚かせていました。しばらくはハロウィンブームが続きそうです。

おしごとに夢中!

 やっと秋らしい涼しさになりましたね。室内も久しぶりにクーラーを付けずに活動でき、各年齢の子どもたちもそれぞれ興味のある活動にじっくりと取り組んでいました。1歳児は積み木の穴にひもを入れることはできていましたが、最近そのひもを引っ張ることがわかり、積み木を長く通して嬉しそうでした。2歳児はフエルトのスナップ留めに熱中していて、パチン!と留めると自分の腕に通し楽しんでいます。3,4歳児は数のおしごとで、一人でじっくりと数を数え、集中しています。数棒と数字板を一致させたり、つむ棒箱では全ての数字が1という単位が集まってできていることを理解し、輪ゴムでまとめていました。5歳児は円柱さしを集団で行っていました。太さや高さが少しずつ違う円柱を取り出し、順番にぴったり合う円柱を探してはめ込んでいます。特に円柱さしは「間違いが自分でわかるしくみ」になっているので、自分で間違いに気づいてやり直すことはやる気や自発性、わずかな違いに気づく力が身についていきます。保育士は子どもに教具・教材を提供しますが、子どもが理解できていることを確認すると「全部できたら呼んでね。」とその場から離れます。最後に子どもが行った活動を一緒に確認しますが、間違っていてもよいのです。また時期を変えて行った時には、ちゃんと理解してできるようになっていきます。教具がなくても日常生活の中でパジャマのボタンを留めたり、身近なものの数を数えたり、子どもの興味に合わせて提供できるものはたくさんあるので、子どもがその時にやりたいと思えることが繰り返しできるような時間がもてるとよいですね。

桔梗の会

 9月13日、保育園では桔梗の会(敬老会)がありました。76名の祖父母の方に起こしいただきました。前半は祖父母と一緒にコーナー遊びで、コマまわし、おてだま、あやとり等の伝承遊びの他、牛乳パックで作る紙コプターや紙風船作りを楽しみました。後半はホールで各年齢の出し物を披露しました。1歳児は遊戯、2歳児は体操、3歳児は歌、4歳児は合奏、5歳児は和太鼓演奏を行いました。1歳児は祖父母を見つけて泣いてしまう子どももいましたが、みんな桔梗の会に向けて練習してきた成果をお見せすることができて、とても嬉しそうでした。今日のために遠方からきてくださった方もたくさんいて、久しぶりに子どもたち(お孫さん)と遊ぶ祖父母の皆さんも笑顔がいっぱいで、短い時間でしたが楽しいひと時を過ごせました。

大好きな給食の時間

 9月に入り朝晩は少し涼しくなりましたが、まだまだ残暑は続きそうです。保育園の子どもたちは殆ど戸外遊びができずにいましたが、食欲は落ちることなく1歳児から5歳児までとてもよく食べています。暑い時期もしっかりと食事がとれていれば夏バテ防止にもなりますね。

 2歳児クラスをのぞくと、配膳が終わり子どもたちはみんなで食前のお祈りをしていました。「いただきます!」と挨拶をすると、「きょうは、あなのあいたレンコンさんだね!」とレンコンのきんぴらを見せてくれた子どもに続き、「まずはやさいからだよ!」と言いながらレンコンをパクパク食べる2歳児。日頃から「一口目は野菜から(ベジファースト)」を伝えているので、2歳児にもしっかり入っていたことが嬉しかったです。幼児クラスは自分で給食を盛っています。3歳児には声をかけますが、4,5歳児はあと何人残っているのか?自分はどれくらいお皿に入れたらいいのか?等、後の人への配慮を考えながら盛り付けることを知らせています。苦手な食材があっても自分で盛り付けることで、「これくらい頑張って食べてみよう」という気持ちが持て、どのクラスの子どもも給食を残す子どもが一人もいません。色々な食材をバランスよく食べることで、日々の食育を大切にしていきたいですね。

ホールで運動遊び

連日猛暑日が続いていますね。気温が高すぎて全く戸外で遊べない子どもたちですが、幸いホールがあるので毎日体を動かして楽しんでいます。今日は幼児クラスと1歳児クラスが一緒に体操をしました。「ちょっとだけ体操」「バナナくん体操」「めざせチャンピオン」等、子どもたちの大好きな体操をたくさん踊り、初めて踊る1歳児も幼児の真似をして体を動かして踊っていました。子どもたちは汗びっしょり!その後、幼児クラスは2クラスに分かれて紅白玉入れで盛り上がりました。この暑さのためクーラーのきいた家の中で過ごすことが多くなり、運動不足からくる子どもの糖尿病や視力の低下なども増えているようです。休みの日も短時間でも家の中で手足をブラブラと動かしたり、体を伸ばしたりしながら運動不足を解消できるといいですね。

大盛況の夏祭り!

7月20日(土)、保育園では夏祭りが行われました。コロナ期間は園児のみでこじんまりと行っていましたが、久しぶりに園児や保護者、卒園した小学生も大勢遊びに来てくれて、賑やかな夏祭りでした。くじや水ヨーヨー、魚つり、スライム作りやフェイスペイントと縁日も盛りだくさんで、子どもたちも浴衣や甚兵さんを着て、いつもと違う雰囲気にウキウキした表情でした。1時間半ほど縁日で遊んだ後は、太鼓の音に合わせてみんなで盆踊りを踊りました。今年初めて踊る「エビカニクス音頭」や「もったいないばあさん音頭」は子どもたちにも大人気で、もったいないばあさんになるところはとても楽しそうでした。最後にひまわり太鼓が「つばめ」の演奏を披露してくれて、会場にいるみんなも大きな拍手を送っていました。10時~12時の2時間でしたが、親子一緒に夏祭りを楽しむことができ、良い思い出になりました。

「もういっかい!」が大好き!

 1歳児はとても表情豊かで、少しずつ自分の要求を大人に伝える手段を学んでいます。4,5月は朝の牛乳や給食など「もっとたべた~い」という時に、コップやお皿をカンカンと叩くことがあったのですが、少しずつ手をあげて伝える方法を知らせてきました。今では天井に手が届きそうなくらい手をピンとあげて知らせてくれるので、とてもかわいいです。そして好きな遊びは何度でも繰り返して遊びますが、その際「もう一回!」アピールも上手になりました。「もう一回おままごとしたい!」「もう一回だっこして!」「もう一回遊びたい」「もう一回盆踊りをしたい!」等、それぞれ場面は違いますが、人差し指を出してちゃんと要求を伝えます。自分が何か合図を出したら大人がちゃんと答えてくれる・・・その繰り返しが人とのやり取りの仕方を学び、コミュニケーションを築いていくことにつながっていきます。自分でやりたいことは自分で伝える方法を習得していくことで、子どもにとっても大きな喜びであり自立への第一歩です。ご家庭でも親子でわかる共通の動作を見つけてみてください。

外には出られないけれど・・・

 梅雨入りしたかと思ったら連日の猛暑続きで、午前中はなかなかl戸外で遊べない子どもたちですが、室内ではそれぞれお仕事に熱中しています。1歳児はペットボトルにチェーンを落とす遊びを何度も繰り返しています。2歳児は容器に入った豆をもう一つの容器にあけ移したり、マジックテープ留めを輪つなぎのようにつなげて遊んでいます。1,2歳児は指先を器用に動かしたり手首を動かしながら、遊びの中で自分の体をコントロールして動かす方法を学んでいます。幼児クラスはクレヨン画をした後に絵具遊びを楽しんだり、5歳児はモンテッソーリ教具の100ならべで、数字板を10の位、20の位と分けて1から100まで並べるお仕事に取り組んでいます。どの年齢も子どもの興味や発達に合わせた環境を準備することで、一人でも安心して活動に熱中することができます。子どもがじっくり取り組んでいる時には、大人は極力声掛けを控えて子どもの集中を妨げないように遊びの様子を見守りましょう。

にんじんあらったよ!

 先日1歳児クラスの子どもたちは、食育活動として給食で使う人参洗いを行いました。初めに「みんなで人参のにおいをかいでみよう」と保育士が声をかけますが、それよりも触りたくて仕方がないといった子どもたち。ボウルの中に水を入れて人参を手でこすりながら洗う様子を見せると、益々やりたくて興味津々です。早速一人ずつ人参洗いを行いましたが、なぜか殆どの子どもが人参を持って水のなかをグルグルとかき混ぜていておもしろかったです。

まだ切ることはできませんが、野菜を洗ったりちぎったりすることは1歳児でもできるので、時間のある時にお子さんと食材に触れたり、野菜の名称を伝えたりすることで生活経験の幅が広がりますね。

5歳児お泊り保育

 6月28日~29日で5歳児は保育園でお泊り保育を行いました。28日は食材の買い出しに行き、少し早く迎えに来てもらい自宅で入浴を済ませ、再び5時半に集合しました。

「ちょっと心配💦」「ぜんぜん大丈夫!」等、様々な会話をしていましたが、16名みんな参加することができました。1日目は夕食つくりでビビンバ丼とコンソメスープの野菜切りをしたり、ホットプレートで炒めました。「自分たちで作るとおいしいよね~」と言いながら、包丁も慎重に上手に切っていました。夜は雨のため花火はできませんでしたが、宝さがしやオリエンテーリングなどゲームを楽しみました。2日目は朝食作りをして食事をすませると、雨もあがり園庭の芝生でスイカ割りを楽しみました。一人ずつアイマスクをして順番に長い棒をエイっと振りおろし、少しずつスイカにひびが入ると大盛り上がり!!残り4名になったところで、男児がパッカ~ン!!とスイカに命中し2つに割れました。順番を待っていた子どもは「あ”・・・。」と残念がっていましたが、大きなスイカを調理室に運ぶ手伝いをしてくれて、みんなでおいしくいただきました。お泊り保育の最後には頑張った子どもたちに金メダルのプレゼントがあり、子どもたちも嬉しそうでした。一泊ですが親元から離れて仲間と協力したり励ましあったりしながら過ごす体験は子どもたちにとってとても貴重で、よい思い出になったと思います。

5歳児プラネタリウム見学

 6月14日、5歳児は西新井にあるギャラクシティにプラネタリウム見学に行きました。この日は今年一番の暑さということもあり、北綾瀬駅まで歩いていく間に汗びっしょりになった子どもたち。電車に乗ると、「すずしい~」と気持ちよさそうでした。プラネタリウム見学は春~夏に見える星空や星座を見たり、ブラックホールなど宇宙の話を聞いて、子どもたちも興味津々でした。その後はスペースアスレチック(ネット)で遊んだり、お絵かきコーナーで床や壁に自由に絵を描きました。「おうちでゆかに絵をかいたら怒られるけど、ここはいいね~」等言いながら電車や動物、家など思い思いに描いて楽しみました。そしてサイエンスショーは空気の実験で空気の重さや空気の力等、風船を使った実験を見たり、空気は目に見えないけど煙にしてみると、どんな動きをするのか?とダンボールを使って一人ずつ実験をすることができました。ダンボールをドン!と叩くと小さな穴から空気の煙がリング状になって出てくる様子を不思議そうに見ていて、イルカが口から出すバブルリングと同じだということを学ぶことができました。5歳児になると宇宙のこと、季節ごとに見える星座が変化していくこと、星座の話などとても関心を示します。ギャラクシティは雨天でもたくさん遊べる施設なので、お休みの日にお子さんと一緒に出掛けてみてはいかがでしょうか。

遠足には行けなかったけど…

 5月31日、4,5歳児は春の遠足であらかわ遊園に行く計画でしたが、午前中雨天の予報になり、残念ながら中止となりました。その代わり、ホールで動物DVDやいつもキッズパワーで体操を指導してくれている講師が学生時代、プロ時代に行っていた床・鉄棒・平行棒・つり輪など大会で活躍していたDVDの上映会を行いました。子どもたちは毎週行っているキッズパワーの講師が大好きで、その先生が連続側転で宙を舞ったり高い鉄棒でクルクル回っている様子に憧れの眼差しとともに、大歓声でした。その後はみんなでゲーム大会!!じゃんけん列車やいす取りゲームなど、白熱して盛り上がっていました。待ちに待ったお弁当はホールにシートを敷いてモリモリと食べていました。遠足には行かれなかったのですが、子どもたちにちにとってはいつもと違う活動ができ、とても楽しそうでした。

マリア祭

5月25日、暑いくらいの陽気でしたが、天候にも恵まれ青空の下で幼児クラスは親子一緒にマリア祭を行いました。5月はマリア様の月であり、いつも私たちを見守って下さるマリア様に感謝の祈りを捧げるマリア祭と、子どもたちの大好きなお母さんに感謝の気持ちを伝える「母の日」のお祝いを一緒にしてマリア祭が行われます。当日はマリア様にお捧げする花を各自一輪ずつ手に持って、いつもと違う雰囲気に子どもたちの表情も嬉しそうでした。聖歌を歌い、マリア様に祈りを捧げて親子一緒に持ってきた花をお捧げしました。最後はマリア祭をお祝いして5歳児が旗パレードを披露しました。「スマイル」の曲に合わせて、元気いっぱいに踊りました。GW明けから毎日少しずつ練習を積み重ねてきたので、みんな晴れやかな表情で踊っていました。

じっくり、よく考えて!

 幼児クラスの子どもたちは、保育士と一緒に、または一人でじっくりとモンテッソーリ教具に取り組んでいます。作品が完成した3歳児は作品とじに閉じたいのですが、紐を触っているうちに結び目が固くなってしまいほどけなくなりました。子どもが自分でほどこうと結び目を見ながら手を動かしている時は、保育士はどこが困っているのかを見極め、すぐに手を貸さずに子どもの様子を見守っています。4歳児は「色つき円柱」の太さを見ながら、円柱の太い順に積んだり、5歳児女児は「色板Ⅲ」の教具に取り組んでいます。1色7枚の濃淡の色板を見比べながら、濃いものから順に並べていきます。1時間近くじっくり考えながら「濃い・・・薄い」と並べ、最後は太陽の形に色板を置いて完成しました。また、5歳児男児は「織紙(しょくし)」で花の模様を作成していました。数日前から一人黙々と行っています。1cm間隔で縦に切り込みが入っている台紙に見本を見ながら紙棒を通していきます。切り込みを数えながら「2個出たら6個潜って・・・」と一生懸命に取り組んでいました。子どもができなかったり失敗しそうになると、大人はつい先走って手を貸したりやってしまいがちですね。でも子どもは「自分でやりたい」のです。上手にできなくてもチャレンジしたり満足するまで繰り返すことで、子どもは「満たされた」と感じ、自信や自立につながっていきます。