写真は4歳児。今まで楽しみにしていた織り機を、進級をしてから少しずつ始めました。織り機を始めるまでにも段階があり、まず、「縫いさし」から提示します。縫いさしは色紙に描かれた線に穴をあけ、手芸用の太い針で上下交互に波縫いをする作業です。この縫いさしをたくさん練習することで、上下に縫う仕組みを学びます。「小さな子どもに縫い物や織り物なんて難しいのでは…」と思うかもしれませんが、正確な使い方を教え、注意深く縫っていくことを意識すれば、決して難しいものではありません。
午前中の活動の時間に、やりたい子は棚から出して、毎日少しずつ集中して進めていきます。毛糸の色は自分の好きな色を選びます。杼(編み棒)に10回毛糸を巻きつけ、上下に織り始めていきます。目と手を使い、動かすことで知性の働きが活性化され、子ども達の創造性も豊かに発揮されます。「じぶんにもできた!こんなにすすんだよ!」毎日少しずつ増えていく毛糸が、子ども達の喜びになり、自信を生み、ステップアップへの意欲も高めていきます。指先を使う練習は2歳半~4歳くらいの時期に行います。指先を使うほど脳が発達することが分かっていますので、お家でも初めて取り組むものは、やり方を丁寧に見せてあげるといいですね。
幼児クラス(3.4歳児)は、毎日12時半~14時半まで午睡の時間があります。3歳児は、保育士と一緒に運び、4歳児は、友だち2人組になってベッドを運びます。毎週月曜日は、シーツを付ける日。3歳児にとっては、進級してから初めての作業です。(1,2歳児は保育士が布団を敷いています) ベッドの四つ足にシーツのゴムを付けますが、保育士が付け方を見せ、今度は自分でやる番。シーツを敷いて、両脇のゴムを引っぱり、ベッドの足に引っ掛ける。簡単な作業ですが、小さな3歳児にとっては、ゴムを引っ張るのも一苦労。進級して1ヶ月半、ようやく一人でも上手に出来るようになってきました(^^)
身の回りのいろいろな生活体験を〝自分の手で繰り返しやってみる〟ことが大切で、だんだん大きな動きから微細な動きの習得に繋がっていきます。私たち大人は、子どもが一人では難しい部分のみの援助にし、少し時間がかかることでも自分の力でやり遂げていく体験をたくさんさせてあげたいですね。
5歳児の子ども達全員で、近所にあるホームセンターへ歩いて、きゅうりと茄子の苗を買いに行ってきました。それぞれ苗を手にし、保育園の畑に植えました。5歳児は、当番を決め、毎日水をあげながら、少しずつ変化していく苗の様子を観察します。実が育っていく過程を楽しみにしながら、私たちもいろいろな命の恵みをいただいて大きくなっていることを知らせています。自分たちの手で野菜を育て、実が大きく成長したら、子ども達と収穫して給食で頂きます。スーパーで見る野菜ではなく、実際に自分たちで育てたものを収穫することで、本当の意味で「いただきます」と感謝して頂くことができます。たくさん太陽の日差しを浴びて大きくなりますように★
先日4月21日㈭に避難訓練をしました。今回は地震の訓練です。この間入園してきた子どもたちにとっては、初めての避難訓練。サイレンや放送が鳴ると、泣きだしてしまう子が多かったのですが、それでもちゃんと保育士の所へ集まることができました。2~5歳児は、保育室で遊んでいる子どもはすぐに机の下へ潜り込み、外で遊んでいる子どもは遊ぶのをやめ保育士の所へ集まり、それぞれ話もしっかりと聞くことが出来ました。また、防災頭巾は何のために被るのか、みんなで話し合い、頭巾の被り方や、ゴムの留め方も再確認しました。さゆり保育園では、毎月一度、地震・火災・不審者の訓練を行っています。その時に応じて園外へ出て、実際に公園の広場へ避難したり、もしも、の時に備えて訓練しています。
4月はイエス様のご復活のお祝いの月。イースターにちなんだ絵本を読んだり、たまごの製作をして保育室に飾ったりして、子ども達もとても楽しみにしていました。4月18日(月)には、ご復活をお祝いして、園内でイースターエッグ探しをしました。例年晴天の時は戸外のあちらこちらにたまごを隠していますが、今年はあいにく雨だったので年齢別に分かれて園内に隠して行いました(^^)5歳児はホール。午睡用ベッドの下や、棚の上、舞台の隅、カーテンの裏…なかなか見つからず必死に探す子どももいれば、すぐ見つけて嬉しそうな子どももいて、楽しく参加することができました♪たまごを見つけたら、みんなで「ハレルヤ~!」子ども達の嬉しそうな笑顔がイエス様にもきっと届いたはずです。みんなで元気にお祝いすることができてよい一日となりました(^^)
さゆり保育園の園庭に、そよそよとこいのぼりが泳ぎ始めました。戸外遊びの時に、そのこいのぼりを見つけて「やねよりた~かい、こいのぼ~り~♪」と思わず歌い始める2歳児(^^)大きなこいのぼりに見守られながら、今日も子ども達は元気に過ごしています。保育室でもこいのぼり製作が始まりました。写真は2歳児。指に絵具を付けて、画用紙に塗り、目は糊で付けていきます。糊の付け方、伸ばし方、また糊を使い終わった後の指の拭き方…一つ一つゆっくり丁寧に個々のペースで行います。1歳児クラスで、指や手首、腕の筋肉を使う玩具で遊ぶことで指の筋肉が発達し、2歳児になると糊を伸ばす、糊のふたの開閉、付ける・はがす等、普段の生活にもスムーズに繋げていくことができます。完成まではあともう少し♪月末には持ち帰りますが、それまでは保育室に飾ってありますので、他のお子様の作品もぜひご覧になってください(^^)
シトシトと雨が残る寒い朝でしたが、4月1日新年度がスタートしました。新入園児1歳児14名、2歳児2名、3歳児2名、全員元気に登園することができました。朝は保護者と離れる際に泣いている子が多く見られたのですが、時間が経つと涙も落ちつき、玩具の方へ興味が向き、集中して遊ぶ姿が見られました。また2歳児、3歳児の新入園児は戸外遊びで兄姉を見つけ、駆け寄る姿も…(^^)初めての保育園で緊張していた顔つきが一瞬で和らぎ、ホッとした表情で遊ぶことができました。保護者の皆さまが、安心して子どもたちを送り出せるよう、私たち職員一同も大切にお預かりさせていただきます。また、日常の保育園の様子をこちらに更新していきますので、ぜひご覧になってください。
5歳児(新1年生)保育園最終日です。
先日、さくらんぼの木を植えました。みんなが大きくなるようにさくらんぼの木も大きくなることを伝え、卒園したあとも遊びに来て一緒にさくらんぼを食べようねと話をしました。土を掘り、木を植え、水をあげ子ども達はさくらんぼを食べるのを楽しみにしていました。何年先になるか分かりませんが子ども達がさくらんぼのことを思い出し遊びに来てくれるのを楽しみに待っています。
保育園最終日のお楽しみは料理保育!!ホットケーキを作りました。
ホイップとイチゴでデコレーションをしてかわいいホットケーキができました。
最後のおやつもみんなでおいしくいただきました。いろいろなことがありましたが子ども達が楽しんで園生活を送ってくれたことがなによりです。
小学校に行っても保育園のことを忘れずにいて下さいね。いつでもみんなのこと応援しています。
幼児クラスが毎週水曜日に行っているキッズパワーの体操指導の先生は学生時代から世界で活躍する体操の選手でした。先日、先生が出場した大会のDVDを子ども達と一緒に鑑賞しました。床の上でクルクル回ったり、吊り輪で逆さになる姿に目を丸くして驚く子ども達。DVDが終わると「え~~~!!もう一回見たい!!!」とアンコールの声と手拍子が始まりました。2回目に見たときは一つの競技が終わるたびに「おぉ~!!」「すご~い!!」と自然に拍手が巻き起こるほどでした。体操経験を活かした指導は体の動かし方など一つ一つ分かりやすく、丁寧に伝えてくれるので子ども達も毎回楽しんで体を動かしています。先生の姿に刺激を受けてやる気の源になれば嬉しいです。
DVDの編集をしてくださった先生のお父さんに感謝いたします。
2月17日は園庭に新しく設置された遊具の祝別式でした。全園児参加のもとペトロ神父様にジャングルジムと雲梯を祝別していただきました。無事に祝別式を終えた後は待ちに待った遊びの時間です。(17日まで遊べないという約束をしっかりと守ることができました。)密にならないように5歳児から遊び始めました。2歳児も雲梯に並んで先生に支えてもらいながらぶら下がって喜んでいました。ジャングルジムはただ楽しくで遊ぶだけではなく「身体認識力」「空間認知能力」「バランス感覚」の運動能力を伸ばすことができると言われています。登る・くぐる・降りるなど自然にからだ全体を動かすことができたり、手を離したら落ちるなど危険を回避することなども考えられるようになってきます。子ども達が元気に遊びながら運動能力を育んでいかれるように見守っていきたいと思います。
子ども達が大好きだったジャングルジムと太鼓橋が撤去され数か月…寂しかった園庭にピッカピカのジャングルジムと雲梯(うんてい)が設置されました。先生たちが力を合わせて運ぶ姿を見て、1歳児が保育室から「がんばれ~!!」と声援を送っていました。幼児クラスの子ども達はベランダから興味津々に眺めています。危険のないように囲いをしてから近くで設置する様子を見ました。業者の方に「ありがとう!!」とお礼をしたり、「早く遊びたい!!」とワクワクする子ども達ですが実際に遊べるのは17日からです。17日(木)は子ども達が怪我をせず元気に楽しく遊べるように神父様に遊具の祝別をしていただくための祝別式を行います。新しい遊具で楽しく遊ぶ様子は次のブログで紹介しますね。
2月3日は節分会でした。年齢ごとに「一寸法師」のペープサートを見ました。
ペープサートを見ながらもいつ鬼が登場するのかハラハラ・ヒヤヒヤの子ども達。隣の友達と手を握り合ったり、いつ鬼が来ても大丈夫なように新聞紙で作った豆を握りしめていました。無事にペープサートが終わると園庭に出て豆まきです。「鬼は外!!」と元気に豆まきをしていると今年も太鼓の音と共に鬼が登場です。鬼を見て保育士の後ろに隠れる1・2歳児、果敢に鬼に立ち向かう幼児クラスの子ども達・・・鬼が逃げていくとみんなホッとしていました。5歳児はドキドキしながら鬼と一緒に写真を撮りました。心の中にいた泣き虫鬼・弱虫鬼・いばりん坊鬼を追い出して、みんなで仲良く春の訪れを待ちたいと思います。
※節分の特別メニューの給食は「今月の給食と食育」に載せました。