平成27年4月1日
社会福祉法人平和と善
聖母のさゆり保育園
法人の沿革
イタリアから日本に派遣されたアシジの聖フランシスコ宣教修道女会の3名のシスターたちは、1958年(昭和33年)来日して、足立区東和に修道院を建て生活を始めました。近所にはいくつかの商店街があり、仕事をしているお母さま方から「子どもを預かってほしい」と依頼され、修道院の食堂と2階の1室を開放して、1歳から4歳までの12~13名の子どもたちを預かりました。
当時、東和地区と隣接する綾瀬地区には私立保育園は1園もなく、うわさを聞いた地域の人たちで、すぐに手狭になってしまいました。シスターたちは建設資金に充てるべく、約4分の1の土地を東京都に売却し、鉄筋コンクリート3階建ての保育室部分の園舎を建て、昭和45年11月1日、都の認可を得て本格的に保育園を始めることになりました。5年後の昭和50年には2期工事としてのホールの建設、さらに4年後の昭和54年には保護者による「プール設立委員会」が発足し、翌年6月22日プールの落成式が行われました。このプール建設にあたっては、近隣の商店街だけでなく、亀有駅から当園までのほとんどの商店街の支援を頂きました。
平成4年4月からは、子どもたちが自主的に生活できるようにモンテッソーリ教育法を本格的に導入し、それに伴い幼児クラスが3・4・5歳の縦割りになりました。同年6月16日、青少年の健全育成事業として「ひまわり太鼓」のグループが発足しました。卒園児と地域の小学生を対象に毎週火曜日40名前後の子どもたちが日本の伝統文化に親しみつつ、地域の行事に参加したり、老人施設との交流を持ったりして、放課後の時間を過ごしています。
平成24年度には園舎の鉄筋コンクリート造りの部分の耐震工事が行われ、地域の方々、卒園生・在園生の保護者の皆様には、たくさんのご協力を頂きました。開園以来47年、いつも地域の人々の要望に応えながら、地域の人々に支えられて歩んでまいりました。
時代と行政の変化の中で、平成27年4月1日からは「社会福祉法人平和と善」を聖母のさゆり保育園の設置者として、新しい出発をしました。
◆社会福祉法人平和と善 定款◆
◆社会福祉法人平和と善 評議員・役員の報酬等及び費用弁償に関する規定◆
◆社会福祉法人平和と善 役員名簿◆