異年齢の関わり

 新入園児も園生活に慣れ、のびのび活動しています。保育園は縦割りクラスのため、毎日遊びの中で異年齢児同士の関わりが見られます。左写真は4歳児が1歳児とボール遊びをしています。4歳児は「自分が大きいお兄さん」であるという自覚があるので、1歳児の目線に合わせて腰をかがめて遊んであげていました。中央写真は、「お姉ちゃんがご飯作ってあげるね」と砂遊びを楽しんでいます。右写真は2歳児が1歳児をカートに乗せて園庭のあちらこちらを押してあげていました。2歳児の子どもの中にも「お姉さんになった」という自覚が芽生えています。どの場面も小さい子どもは大きい子どもがしてくれることに喜びを感じ、優しく関わってもらうことで大きい子どもを慕い真似して遊ぶようになります。大きいこどもは小さい子どもの世話をすることで、自分自身が大きくなった喜びを感じ責任感が育っていきます。現在は一人っ子のお子さんも多いですが、集団の中で保育士や異年齢児の関わりを通して、人との関わり方を学んでいきます。