1,2歳児が色々な「ひも通し」のおしごとに集中しています。この「ひも通し」は目と手の協応、指先の洗練を促す等の目的があります。1歳児はまだ指先の発達が未熟なので、少し大きな物を紐に通します。積み木の穴に紐を入れ、反対側の穴から出てきた紐をひっぱる…。単純な作業ですが、1,2歳児にとっては大仕事です。穴に入れても紐を引っ張ることが理解できないと遊びのおもしろさまでいかず、すぐにあきてしまいます。指先の発達が進んでいる2歳児は、1cm弱の小さなビーズをつまんで紐に通します。紐の長さ全てにビーズを通すと「できた~」と大満足。小さな物を扱う時、子どもたちは驚くほどの集中を見せてくれます。提供する際はビーズの誤飲に十分注意し、子どもの発達段階をよく理解した上で少しずつ扱う玩具も入れ替えていくことも大事ですね。