２歳児クラスで行っている「ハサミの一回切り」のおしごとです。１ｃｍ✖１０ｃｍの長さの紙棒に、１ｃｍずつ線が引いてあります。月齢によっては、まだ線の意識はなく、切ることを楽しむ子どももいますが、線を意識しているお子さんは、周りの声が耳に入らないくらい、とても集中して取り組みます。子どもたちは切り終わった小さな紙を、１枚ずつ大事に袋にしまいます。１枚ずつ入れるので、とても時間がかかりますが、大人は待つことが大切です。子どもは自分の指先で「つまむ」動作をこつこつと何度となく繰り返し、指先の訓練や物を扱うためのコントロールを身に着けていきます。