幼児クラスの子どもたちも、室内活動が充実しています。「せんせい、これやりたい!」と教具を持ってくる子どももいれば、保育士から「これやってみる?」と誘うこともあります。この日の3歳児はピンクタワーに取り組み、色々な並べ方を楽しんでいます。始めに保育士が見本を見せますが、子どもが一人でできるなぁと思うと、その場からそっと離れて子どもが一人で取り組めるように見守ります。また、保育士と一緒に雑音筒を行う子どもは、小さな音の違いを聞き分け対にするおしごとをしています。5歳児は数の理解がすすみ、100ならべに取り組んでいます。10の位、20の位…まずは数を分類し、最後に1から100までならべていきます。一人ひとり興味のある活動は違うので、それを見極めて教具を提供していきます。「一人でできた」体験や喜びが自己肯定感につながっていきます。大人がずっとそばについているよりも、子どもを信頼してまかせることも大切ですね。