じっくり取り組みます

この時期は特に子どもたちがおしごとにじっくり取り組みます。「知りたい」「やってみたい」「ひとりでできるようになりたい」欲求が、子どもを深い集中に導きます。1歳児は3種類の豆の分類を行っています。小さな豆をつまんで指先の感触や視覚を通して小皿に分類します。となりにピッタリと興味を示した1歳児が順番待ちをしている姿が、なんとも微笑ましいですね。3歳児はピンクタワーで、バラバラにした中から、大きさを見極め、大きな物から順に色々な並べ方を楽しんでいます。5歳児は構成三角形のおしごとに取り組み、形の違う三角形を組み合わせて大きな三角形を構成していきます。「手は精神の道具だ」といわれるほど、活動を通して自分の手で感じるたくさんの物が身近にあるということは、子どもにとって幸せなことですね。