「穴あけ」のおしごと

1歳児が最近興味を示して取り組んでいるのが、「穴あき」のおしごとです。準備する物は、コルクの台・目打ち・台紙(ここではビスケット)です。ビスケットには黒い点が描かれていて、「この黒い丸(●)にさしてみるね」と保育士が見本を見せます。3学期になると子どもたちもよく理解を示しているので、じっくり取り組めます。初めは「ここだよ」と指をさして知らせます。目(視覚を通して)でよく見る→脳に伝達→、手首をコントロールして小さい●に目打ちをさす…この一連の流れを子どもは行っています。大脳生理学の発達により、指先を使うほど脳が発達すると言われています。目打ちは危険ではと思う方もいるかもしれませんが、1歳児でも扱い方をきちんと伝えると、子どもなりに気を付けて使うようになります。穴あけをしたビスケットはネックレスにして嬉しそうでした。