1,2歳児は生活の練習を毎日行っています。1歳児は保育士が脱ぎ着を手伝っていましたが、今はどうやって着るのか?を一緒に行っています。パジャマの下を子どもに持たせ、頭を入れることを知らせると、「ばぁ~!」と声をかけると首の穴からにっこり笑顔。ズボンは子どもが前の部分を、保育士がおしりの部分を持って一緒に持ち上げてあげると、子どもは自分でできた喜びを感じることができます。2歳児はほぼ一人で着脱ができるので、今は脱いだ衣類の裏返しの直し方、衣類のたたみ方を知らせています。この時期の子ども達は日常生活のあらゆる動きを学ぶ時期です。衣類を脱ぎ着したりたたんだりすること、食器を運んだり片づけたりすること、一人で靴を履くこと等、身体全体を使って大きな動きから微細な動きまで習得していきます。大人が手伝うのは簡単ですが、時間がかかっても子どもが一人でできるようになるのを見守る大人の忍耐が必要です。子どもの「できるようになりたい」」を大事に、必要な援助をしていくことが私たち大人の務めですね。