何個あるんだろう?

夏に園庭の花壇に咲いていたひまわりの種がたくさんとれました。「いったい何個あるんだろう?」という5歳児。これはチャンス!「何個あるか数えてみよう。」と誘ってみました。数に触れる実体験です。まず10個ずつ種を分けます。10個のまとまりが10になったら子どもと一緒に数えてカップに入れます。「10・20・30・・・100!100個になったらカップに入れましょう。」「10が10個で100なんだね。」と子ども達。今日は500個まで数えました。モンテッソーリ教具の感覚教具を何回も自分の手で扱うと、子どもが今まで得てきたさまざまな印象が整理され、秩序づけられて、抽象的に物が見えるようになります。この能力を土台に子どもが体を使って数の概念を理解することで、具体物を数詞に置き換えて考えられるようになります。普段こんなにたくさんの物を数える経験が少ないので、興味を示した時を見逃さずに提供していきたいですね。