あけ移しの「おしごと」

 保育園では8月に入ると家でゆったりと夏休みを過ごす子どもや、「うみにいった!」「ながれるプールであそんだんだぁ~!」「りょこうにいったよ。」「おばあちゃんのいえにいったんだ!」等、コロナ自粛中には聞けなかった子どもたちの嬉しそうな会話から、家族と一緒に楽しい夏休みを過ごした様子が伺えます。連日の猛暑続きで、保育園では日中戸外で思いっきり体を動かして遊ぶことやプール遊びを控えているので、「いつもと違う」体験は子どもにとって新たな発見や知識を深めていきますね。

 さて、保育園では常時いろいろな「あけ移しのおしごと」を設置しています。今回は色水を使ったあけ移しの紹介です。1歳児2名はビー玉のあけ移しに夢中です。(ビー玉は誤飲に十分注意し、必ず大人が傍で見守って下さい)2つの器に色水を入れ、1つの器にビー玉が入っていて、スプーンでビー玉をすくってあけ移します。初めて見る「おしごと」に興味津々の1歳児。また、ピッチャーに入った色水を慎重にあけ移しているのも1歳児です。2歳児はスポイト付きの容器に入った色水をガラスのコップに付いている目印の線まで注いでいます。幼児クラスになると「量線のあけ移し」で、3種のガラスのコップに目印の線があり、手首のコントロールをしながら線ぴったりに色水を注ぎます。年齢や発達によって内容は違いますが、「もののあけ移し」はちょっとしたコツを知らせると、子どもはいろいろなことができるようになっていきます。一回終わっても「もういっかい!」と何度も繰り返して遊びます。「自分でできる」のだと、子どもは自分の力を確かめているのです。