今日は朝から雨…。戸外で遊べないので子どもたちは保育室で好きな遊びをみつけてお仕事に夢中です。楊枝さしやぺぐさし(カップケーキ)は小さい穴に集中して差し込みます。手首をコントロールしながら一点を見つめて取り組んでいます。ボタンやスナップ留めはちょうど衣類のボタン留めを練習中なので興味津々です。スナップは穴が重なる部分が見えないので、プチッと押すタイミングを見計らって遊んでいます。洗濯ばさみは開閉が柔らかいものを選び、台紙には色別に留められるように洗濯ばさみと同じ色がついています。開閉は上手になってきましたが、洗濯ばさみが横向きになってしまうので、なかなか留められず「う~~ん💦」と機嫌を損ねながらも、一緒に手を添えて行うと満足していました。そして今2歳児クラスで人気なのが、「糊付け」作業です。指を拭くための糊雑巾を洗ってギュっとしぼり、糊、下敷き、台紙、貼る紙とたくさんの物を一人で準備しています。人差し指に糊を少しだけとり、「ちょっと?」と保育士に指を見せながら糊の量も加減して行っています。「糊は少しで大丈夫だね」と声をかけると、子どもは糊の量があっていることに「できた!」と喜びの表情を見せています。貼り終わると糊雑巾を洗ってしぼり、物干しに洗濯ばさみでとめて、きちんと次の人のために棚に片づけて終わります。まだ進級して1ヶ月経っていませんが、クラスの中は子どもも落ち着き、活動に熱中して静かです。子どもが遊びに熱中している時は、大人はできる限り静かに様子を観察し、必要以上の声掛けは控えるとよいでしょう。満足するまで遊びに熱中できると心が満たされ、自然と子どもの行動は落ち着いてくるものです。