じっくり取り組んでいます!

 いつの間にか梅雨明けもして、連日猛暑が続いています。子ども達は気温の高さから戸外には出られないので、みんなで盆踊りを踊ったり、体操をして身体を動かしています。乳児、幼児クラスをのぞくと、子ども達はそれぞれ好きな活動に取り組んでいます。2歳児クラスでは指先を使う遊びが多く設定されているので、小さなスナップやボタン留め、紙とストローを交互に紐に通すストロー通し、糊付け等・・・一人で黙々と遊びに熱中しています。特に糊付けは始めるまでにいくつか手順があります。指を拭く雑巾を洗って絞り準備~糊や糊の下敷き等のセットを準備~貼る紙や台紙の準備・・・等々。じっと観察していると、子どもは一人でどんどん準備して作業が始まり、保育士に教えてもらった通りに丁寧に行っていました。幼児クラスは絵の具遊びを設定しているので、クレヨンで自由に描いた後、思い思いに絵の具で色を付けています。互いの絵を鑑賞しながら楽しんでいました。4歳児は写し文字を行い、自分の名前に入っている文字を選んでペンで丁寧に書き、「か!」と文字を読んでいます。5歳児は保育士と一緒に発音しながら五十音の積み木に取り組んでいます。一人でじっくり行う子どもや、保育士と個別に行う子ども等様々ですが、どの場面でも子どもが集中して行っている時に、途中で遊びを中断させたり、近くで多くの声掛けは必要ありません。大人は子どもの様子をしっかり観察すること、そして上手にできなくても一人でやり遂げた喜びを一緒に共有してあげることが大切です。